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けがや病気をして面白がれない人と
面白がれる人がいます。


なんにつけ面白がれる人は得をします。


面白がれない人は、

ぎっくり腰で寝返りが打つ度に
腰に痛みが出て横になっているしかない状態の時に
何でこんなに腰が痛くなるんよとか
横になってるしかないのが情けないとか考えます。


こういう人はその腰痛が治ったとしても
次に腰痛になったりまた別の病気になっても
同じように愚痴るので進歩がありません。


しかし面白がれる人は、

この痛みは仰向けで膝を曲げると消えるなぁとか
膝を抱えて背中を丸くしたら伸ばされて
痛いけど後が楽になるなぁなどと
自分なりに工夫しだすのです。

すると診察の時にどう言う時が楽で
どんな姿勢が苦痛かを
明確に伝えることができ
医師も的確に処置ができたりします。

それだけではなく次に腰痛が起こった時に
膝を曲げて寝ていれば楽になるなどと
対処法が身に付いているわけです。


いっぽう面白がれない人は
なんせ痛いから何とかして、
としか伝えられないので
医師は的確な処置がしにくくなります。



肩こりでもそうで
五十肩になる前にすでに似たような症状が
チラホラ出ていたのをやり過ごしていたか
がために症状がひどくなる場合があります。


五十肩は特徴的な症状があり、


夜中や朝方に痛かったり疼いたりする。

手が背中に回せない。

髪の毛が結えない。

高いところに手が届きにくい。

など。


しかし昼間はあまり違和感がないために
そのままにしてしまう人もいます。


これを面白がれる人は
今日はズボンの後ろポケットに小指まで届いたなとか
背泳ぎのように腕を回すと後ろの方が痛いななどと
工夫ができるのです。


じつはこの工夫する動作がそのまま
リハビリになっていたりするのです。


肩が凝るけどどうしようもないと考える前に

肩のどこがどんなふうにどんな時に凝るのか
またひどく凝りつけてくるのかを見つけたり、

どうすればそのコリが
変化するのかを見つけ出すことは
あなたの体を知る絶好のチャンスなのです。



あぁ痛い、と言いながら面白がってみませんか。