karada塾

骨には壊し屋と生産者がいます。

どちらも必要な細胞です。



　『骨の更新に学ぶ』
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１年間であなたの体の骨の２％～１０％は
更新され新しく生まれ変わっています。


体の骨は「成人して完成」ではなく絶えず
壊しては作るを繰り返しているのです。



骨には破骨(はこつ)細胞という骨を壊す細胞があり
少しずつですが部分的に骨を壊していきます。


壊されただけでは骨はもろくなってしまうので、
壊された部分に骨を作る細胞が現れます

それが骨芽(こつが)細胞です。


これらの作業を繰り返して
骨は次から次へと新しいものに
生まれ変わっているのです。


どうせ生まれ変わるなら
良い骨として更新したいですよね。


骨の中にも梁があって
その梁が外力から骨を守ります。


仮に梁がもろいとスカスカな状態となり
ちょっとした衝撃で骨折してしまうような
もろい骨になるのが骨粗鬆症です。


良い骨に更新するには
頑丈でしなやかな梁が必要です。


そのためには、
カルシウムやビタミンDなどの栄養を
摂るのはもちろん

運動をして骨に適度なストレスをかけることで
梁が骨をより丈夫なものにしてくれます。

運動と言っても激しいスポーツでなくても
ウォーキングや趣味でテニスとかでも十分です。

なるべくは外に出て日光に当たることが
良い骨を作るうえで大切なことです。


私たちの知らないところで
骨が壊されては新しく作られているので、

テキトーなものをテキトーに食べて
ろくに運動もせずほとんど屋内で過ごしていると

更新される骨はテキトーな骨にしかならないのです。


そんな習慣が何年も何十年も続けば
骨折しやすい体に変貌してしまうだろうな
と容易に想像できるはずです。


悪い習慣から良い人生は生まれません。


良い習慣からにしか良い人生は生まれないのです。


何もしなくても骨は更新され続けます。


アップグレードするのか

ダウングレードするのかは

あなたの習慣次第ということです。